オーティファイ、システム開発に信頼性を提供するAIエージェントを搭載した新製品「Autify Nexus」の提供を開始

仕様とテストを起点に開発全体を効率化し、品質を保ちながら大規模システム開発を加速する新製品「Autify Genesis 2.0」も発表

AIを活用し要件からテストまでのソフトウェア開発ライフサイクルを一気通貫で支援するプラットフォーム「Autify」を提供するAutify, Inc.(米国サンフランシスコ)の日本法人オーティファイ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:近澤良、以下オーティファイ)は、新製品「Autify Nexus(オーティファイ・ネクサス)」を本日より提供開始します。

また、Autify Genesisを大幅にアップデートした「Autify Genesis 2.0」も発表し、アーリーアダプタープログラムを開始しました。正式提供は2025年秋を予定しています。

オーティファイは、これらの新製品を通じて大規模システムの開発を行うエンタープライズ企業を支援します。

Autify Nexusは、チャット指示が可能なテストAIエージェントを搭載した次世代テスト自動化プラットフォーム

Autify Nexusは、チャット指示が可能なテストAIエージェントを搭載した次世代テスト自動化プラットフォームです。従来製品「Autify NoCode」の体験を引き継ぎ、大幅にアップデートした新たなブランドとして提供開始します。 

主な特長

  • 自然言語によるテストシナリオ生成、実装(テスト自動化エージェント)
  • 仕様書をもとにテストケースを作成(テストデザインエージェント)
  • AIによるテストの自動修復
  • ノーコード操作による柔軟で高いメンテナンス性
  • 高速で無制限な実行
  • クラウド/ローカル/オンプレミスなど幅広い実行環境
  • Playwrightベースでの自由度の高いテスト記述

上記の特長により、人手や個人のスキルに依存することなく自動テストが実装可能となり、テストにおける属人性を解消します。

詳細はこちらをご覧ください。

https://autify.jp/products/nexus

Autify Genesis 2.0は、仕様とテストを起点に大規模システム開発を効率化・高速化するAIエージェントシステム

Autify Genesis 2.0は、仕様とテストを起点に大規模システム開発を効率化・高速化するAIエージェントシステムです。

エンタープライズシステム開発は、業務継続性、コンプライアンス、セキュリティが重要となるため、品質保証や可用性、耐障害性が重視されています。そのため、開発工程を細分化し、段階的に進めることでリスクを抑える、ウォーターフォール開発が多く採用されています。

一方で、ユーザー体験を定義する「仕様」と、それを保証するための「テスト」は開発の最上流と最下流に分断されています。この結果、開発の最終段階になって初めて仕様とテストの不整合に気づくこととなり、結果として大きな手戻りや開発期間の延長、コスト超過、品質低下といった課題につながります。

さらに、システムが長期にわたって運用・改修を繰り返される中で、属人化や担当者の退職によるブラックボックス化も深刻になっています。

Autify Genesis 2.0は、エンタープライズシステム開発における、仕様とテストの不整合に起因する問題を解決します。属人化・ブラックボックス化した大規模システムのコードから仕様書を生成、そのまま一気通貫でテストシナリオが作成され、検証を回すことができる状態を実現します。

現在提供中のプレビュー機能:

  • 仕様書不在の大規模システムのコードを解析しAI-readyな仕様書を生成
  • 仕様書をもとに網羅的なテストケースを自動生成/修正
  • AIへのチャット指示で対象システムに関するあらゆる情報を調査可能なUI
仕様書をもとに網羅的なテストケースを自動生成/修正
AIへのチャット指示で対象システムに関するあらゆる情報を調査可能なUI

これにより、ウォーターフォール開発においても、仕様書とテストの不整合による手戻りをなくし、製品の市場投入までのリードタイムを大幅に短縮することが可能です。

さらに、今後の展開として下記のような機能も搭載予定です。

  • オンプレミス環境に対応(自社で導入済みのLLMも活用可能)
  • MCPを介した他ツールとの連携

Autify Genesis 2.0 にソフトウェア開発における様々な情報を集約することで、仕様、設計、コーディング、テストといったプロセス全てにおいて整合性を保ち、高い品質と透明性を実現しながら、開発スピードを飛躍的に向上させることができます。

詳細はこちらをご覧ください。

https://autify.jp/products/genesis

オーティファイは、こうした技術革新を通じて、エンタープライズ企業におけるレガシーシステムのモダナイゼーションを加速します。高度な品質要求に応えながらも、継続的な改善活動を容易にするための開発基盤を提供することで、企業の開発生産性の飛躍的な向上を支援します。

代表取締役CEO 近澤 良 コメント

AIの進化により、さまざまな業務が劇的に効率化されていく一方で、エンタープライズの開発現場においては未だシステムの複雑さや、影響範囲の大きさから、一足飛びには効率化が進まない現状があります。Autifyは、AIの力で仕様とテストを軸に開発全体を最適化し、エンタープライズシステムが守ってきた信頼性とスピードを両立する新しい開発の在り方を提案します。

オーティファイについて

オーティファイ株式会社は「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、AIと人の総合力によって、要件定義からテストまでのソフトウェア開発ライフサイクルを一気通貫で支援するQuality Engineeringプラットフォームを提供しています。国内外でエンジニアとしてキャリアを積んだオーティファイCEO近澤の「多様化するユーザーのニーズに即座に対応するために、開発に集中できる環境を作りたい」という想いから生まれました。オーティファイが開発・提供するプラットフォームは、AIへのチャット指示とノーコード操作で誰でも自動テストを作成できる「Autify Nexus」、品質におけるAI活用のプロによるテスト構造化と現場自走化を支援する「Autify Pro Service」、ユーザー体験を保証する仕様とテストを起点に生成AIが開発プロセス全体を効率化し、スピードと信頼性の両立を可能にする「Autify Genesis 2.0」の3つで構成されています。IT人材の不足がますます深刻になる開発現場においても、人がより本質業務に集中し、高い生産性を維持し続けられる仕組みを実現します。

公式ページ:https://autify.jp/

会社概要

会社名:オーティファイ株式会社 (日本支社)

所在地:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階

代表者名:近澤 良

設立: 2017年2月3日

事業内容:AIを用いたソフトウェア開発・テスト支援プラットフォーム「Autify」の開発・販売

ウェブサイト: https://autify.jp/

本件に関するお問い合わせ先

広報窓口 Email:press@autify.com

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