オーティファイ、リブランディングを発表。「Autify NoCode」「Autify Genesis」「Autify Pro Service」の3つのサービスでAIを活用した総合的な開発・テスト支援へ

AIを活用したソフトウェアテスト自動化ツール「Autify」を提供するオーティファイ株式会社(本社:米国サンフランシスコ、代表取締役 : 近澤 良、以下オーティファイ)は、2024年6月20日リブランディングを正式に発表しました。リブランディングには、ロゴのリニューアル、日本事業における新しいソリューションの発表、新しいβ版プロダクトの公開、新しいキービジュアルおよびタグラインの導入、そして既存プロダクトの名称変更が含まれます。

1. 日本事業におけるリブランディングの背景と目的

プロダクトを提供開始した2019年からこれまで、オーティファイは、開発プロセスを包括的に支援する製品・サービスを提供することで、開発プロセスから「テストフェーズをなくす」ことを目標とし、AIを活用したソフトウェアテスト自動化ツール「Autify」を提供してきました。

AI技術の急速な発展やソフトウェア開発環境の変化に対応し、お客様により大きな価値を提供するべく、2023年にはAutify AI Labsプロジェクトを発足し、生成AIを活用した機能としてStep SuggestionとScenario Summarizerの2つのβ機能をローンチしました。そして今回、生成AIを活用したテスト設計およびテストケース作成を行う「Autify Genesis」をβ版としてローンチします。

また、これまでオーティファイは多くのお客様のテスト自動化を支援して成功に導いてきましたが、開発現場に品質保証の深い経験・ナレッジが不足している、開発プロセスやテスト戦略などの上流から見直さなければ効果を大きくできない、といったテスト自動化ツール導入以外の課題を感じていらっしゃるお客様も存在しました。

既存のソリューションだけではお客様の開発生産性の向上を包括的にサポートするには十分でないことを実感し、お客様それぞれの状況に合わせた本質的な課題解決のサポートしたいという思いがより強くなりました。

そういった背景から、オーティファイの品質保証、自動化プロフェッショナルがお客様のテスト戦略から品質評価まで伴走し、テスト設計書、自動化シナリオを作成、情報・経験・ナレッジをお客様の現場に蓄積、ソフトウェアテストの効率化・自動化を支援する「Autify Pro Service」の展開も決定しました。

上記の2つの新ソリューションのラインナップへの追加にあわせ、新しいロゴ、キービジュアル、タグラインを導入し、Autifyは広範なソフトウェアテスト、および開発プロセスの課題解決を包括的に支援するプラットフォームとしてリブランディングを行いました。

2.AIと人の総合力でソフトウェア開発サイクルを包括的に支援するQuality Engineeringプラットフォームへ

オーティファイは、これまで提供していたノーコードのテスト自動化ツール「Autify」を基点とし、新たに生成AIによるテスト設計およびテストケース作成ツール「Autify Genesis」、品質保証・テスト自動化のプロフェッショナルによる品質保証サービス「Autify Pro Service」を加え、ソフトウェア開発サイクルを包括的に支援するQuality Engineeringプラットフォームへと進化します。これに伴い、現在のソフトウェアテスト自動化ツールの名称は「Autify NoCode」に変更します。

「Autify NoCode」

「Autify NoCode」は、開発したソフトウェアが期待通りに動くかを検証するソフトウェアテストを、誰でも簡単に自動化可能なノーコードのテスト自動化ツールです。

自動化のためのコードを書く必要なく、ブラウザ操作を記録するだけで、誰でも簡単にテストシナリオの作成・実行ができます。また、UIに変更が起きた際もその変更をAIが検知し自動でメンテナンスします。

2019年の10月に正式リリースしてから、国内外でさまざまなお客様にご活用いただいており、2023年のFortune Global 500に載る日本企業の25%以上がAutifyを活用しています。

「Autify NoCode」はウェブアプリケーションとモバイルアプリケーション(iOS・Android)のテスト自動化に対応しています。

詳細は下記ページよりご確認ください。

https://autify.jp/products/nocode

「Autify Genesis」

「Autify Genesis」は生成AIを活用し、テストケースの作成を効率化するソリューションです。これにより、従来は時間と人手を要したテストケース作成がAIによって迅速に行えるようになります。オーティファイ社内でのテストケース作成・レビュー工程でAutify Genesisを活用したところ、これまでかかっていた時間と比較して約55%の時間の削減に成功しました。将来的には、「Autify NoCode」のテストシナリオを生成する機能開発も検討しています。

現在β版での提供となります。詳細は下記ページよりご確認ください。

https://autify.jp/products/genesis

「Autify Pro Service」

「Autify Pro Service」は、ソフトウェアテストに関連するあらゆる課題を自動化を強みとして解決する、品質保証サービスです。

オーティファイが培ってきた自動化の経験・ナレッジを持つプロフェッショナルが、テスト戦略から、品質分析、自動化戦略、自動化の実装と運用まで、テストプロセスのあらゆる業務をお客様と伴走し、最短距離で効率化・自動化プロジェクトを成功に導きます。

自動化を前提とした品質保証サービスであるため、従来の人手での対応がメインのアウトソースにありがちな属人化、コスト増を解決し、コスト・人で双方の観点で高い生産性と品質向上の両立を実現します。

加えて、AIに裏付けされたAutifyのプロダクトを活用することで、AIが代替可能なプロセスは積極的に代替、人は人がフォーカスするべき領域に集中できるようなプロセス設計も行うことが可能です。

最終的には、社内にテスト自動化などを担える高度なIT人材がいなくても、伴走期間に構築したプロセスや自動テストなどを活用し、内製で一連のプロセスを回せるようになるまで支援を行います。

詳細は下記ページよりご確認ください。

https://autify.jp/products/proservice

3.新しいロゴとキービジュアル

新しいロゴ

オーティファイはこれまで、強度を保ちながら必要な材料を減らせる「ハニカム構造」を、ソフトウェアテストの時間短縮、作業効率化、クオリティ向上を実現する「Autify」のシンボルとして活用してきました。この構造は、弊社の製品が提供する価値を象徴しています。

今回、プロダクトラインナップを拡充し、より一層お客様のソフトウェアテストにおける課題解決を支援するために、ハニカム構造を継承しつつ新たなロゴデザインを導入しました。新ロゴには矢印のモチーフを加え、これにより、弊社のプロダクトが開発を次のレベルに進める力を象徴しています。

さらに、ハニカム構造に奥行きを与えた新しいロゴデザインは、オーティファイのプラットフォームが提供する立体的、多面的な課題解決支援を表現しています。このデザインは、我々が目指すソフトウェアテストのさらなる効率化と品質向上のビジョンを視覚的に示すものです。

新しいキービジュアル

昨今、生成AIの隆盛により、AI技術の普及が急速に進む一方で、AIによって人の仕事が奪われるという不安の声も多く見られます。しかし、創業時よりAIをプロダクトに活用してきた我々オーティファイは、AIは万能ではなく、その性能を引き出す人がいてこそ、より活きるものであると信じています。

新しいキービジュアルは、人とAIが手を取り合い、その総合力で開発を次のレベルに引き上げるという我々の思いを表現しています。さらに、AIと人の力を組み合わせた我々のプラットフォームを通じて、既存のソフトウェアテストの課題を解決し、ビジネスを加速させる新時代のシステム開発の実現を目指すという思いを表明するステートメントも新たに開発し、キービジュアルに採用しています。

以下、ステートメント全文

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人にはAIが要る。AIには人が要る。

人は、感情の生き物。頑張るけれど、非効率で、時にはミスもする。

働くほどコストもかさむし、属人化して品質に差が出たり、引き継ぎで困ることも。

でも、人には愛がある、情熱がある、アイデアがある。

人の短所を補って、その長所を活かす。叶えるのは、AIです。

Autifyは、旧時代の人海戦術によるソフトウェアテストをAIで自動化。

品質保証のプロフェッショナルが伴走するハイブリッド・ソリューションで、高い生産性と品質向上を両立したシステム開発を実現します。

肥大化したシステム開発や運用に莫大なコストと人手を投下するものの、限界が見えている。そんな状況を脱し、開発プロセスを変革。ビジネスを加速させる新時代のシステム開発へ。

可能にするのは、人とAIの総合力。私たちAutifyです。

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4.代表取締役コメント

昨今市場の急速な変化により、ビジネスにおいてお客様のニーズに素早く応え、競争力を高めることが求められる一方で、IT人材不足は加速しており、ソフトウェアの開発・保守・運用において、今後これまでとは比べものにならないほどの高い生産性が求められるようになっていきます。

ソフトウェアのテストは開発工程にかかる工数のうち1/3程の割合を占めるほど大きな領域ですが、繰り返し作業が多く本来AIの活用や自動化の恩恵を本来大きく受けられる領域です。しかし、これまで属人化とそれに伴うブラックボックス化により、生産性向上のための取り組みが思うように進められないというお客様のお声も多く伺いました。

我々はこのリブランディングとサービス拡大を通じて、そういった業界自体の課題解決に取り組みます。これまで人手に大きく頼っていたソフトウェアの品質保証をAIと人の総合力によって革新し、お客様のソフトウェア開発業務の生産性向上に大きく寄与致します。

5.セミナーのご案内

オーティファイでは、我々の会社やプロダクトを知っていただくためのセミナーを多数開催しています。近日予定しているセミナーをいくつかご紹介します。

品質向上とコスト削減の両立を実現する品質保証サービス Autify Pro Serviceローンチ記念セミナー

本セミナーでは、AIと人の総合力でソフトウェア開発サイクルを包括的に支援するQuality Engineeringプラットフォームの今後の構想や、これから新サービスとしてローンチしたAutify Pro Serviceについてお話しします。

〈開催概要〉

日時:2024年7月9日(火)11:00-11:45

開催形式:オンライン

申し込みURL:https://autify.jp/webinars/proservice-launch-webinar

※後日アーカイブ配信も予定しています。

グローバルNo.1を目指すAutifyの今とこれから

本セミナーでは、オーティファイ代表取締役CEO近澤とVP of Revenue清水が、AIと人の総合力でソフトウェア開発サイクルを包括的に支援するQuality Engineeringプラットフォームの今後の構想や、今回の資金調達の裏側、新しいサービスについてざっくばらんにお話しします。

〈開催概要〉

日時:2024年7月4日(木)19:00-20:00

開催形式:オンライン

申し込みURL:https://autify.jp/webinars/autify-serieseb

※後日アーカイブ配信も予定しています。

テスト自動化のプロが考えるユーザー第一のテスト設計・テスト自動化とは

本セミナーでは、AutifyをはじめとするE2Eテストの効率化を行えるプラットフォームが登場している今、理想的なテストとはどういったテスト構成になるのか、そこに向かうためにどういった順番で取り組むべきか、テスト自動化を組み込んでいくべきかなどをお話しします。

〈開催概要〉

日時:2024年7月26日(金)15:00-16:00

開催形式:オンライン

申し込みURL:https://autify.jp/webinars/user-first-testing

※後日アーカイブ配信も予定しています。

会社概要

会社名 :オーティファイ株式会社 (日本オフィス)

所在地 :〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階

代表者名:近澤 良

設  立: 2017年2月3日

事業内容:ソフトウェアテスト自動化プラットフォーム「Autify」の開発・販売

公式HP :https://autify.jp/

テスト領域でのグローバルNo.1を目指し、テスト自動化だけにとどまらず、より大きなソフトウェアテスト領域の課題解決に向けて挑戦していただける方を募集しています。ぜひ採用ページもご確認ください。

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QAコンサルタント/バックエンドエンジニア/MLエンジニア/アカウントエグゼクティブ/インサイドセールス/マーケティング/アカウントサクセスマネージャー/カスタマーサポートエンジニア/テクニカルサポートエンジニア

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